FALL INFORMATION
◎ 新しいブログに 引っ越しました。 gallery-fall.tumblr.com SHOP 167-0042 東京都杉並区西荻北 3-18-10-#102 | 地図 03-5856-0522 12:00 - 20:00 月・火お休み fall-gallery.com GALLERY 展示スケジュール MUSIC 音楽活動 その他のジャンル
TWITTER
検索
|
「吉祥寺 VS 西荻窪」という特集の『Hanako(2015年3月号)』に掲載されました。年に1度のハナコ吉祥寺特集で、去年まではおまけで西荻のページがついてる感じでしたが、今年はがっつり吉祥寺のカウンターパートとして載ってます。「日本一知りたい街…」でしたっけ。 ![]() ![]()
167-0042 東京都杉並区西荻北3-18-10-#102 | 地図 | 03-5856-0522 12:00 - 20:00 | 月・火お休み | gallery.fall at gmail.com | fall-gallery.com ![]()
#
by fall-days
| 2015-02-27 00:00
踊 る 暗 号 展 ポン豆ヤ 渡辺なお ![]() 「ポン豆ヤ」として、消しゴムはんこを作られている渡辺なおさんによる個展「踊る暗号展」です。去年の展示「300人のポーズはんこ」の様子はこちら。
![]() 1984生まれ、ほぼ東京育ち。セツモードセミナー卒。04年から消しゴムはんこを彫り始める。07年から「ポン豆ヤ(ぽんずや)」として活動開始。消しゴムはんこの他にマンガも手がける。『いきもの新聞』の発行メンバーとして「COMITIA」にも参加。 ponzuya.futene.net
20日(金)21日(土)22日(日)は終日在廊の予定です。 ![]() ![]() ![]() ![]()
EXHIBITION SCHEDULE
展示名、氏名、郵便番号、住所を書いてメールいただければ、なるべくすぐにお送りします。 ![]()
167-0042 東京都杉並区西荻北3-18-10-#102 | 地図 | 03-5856-0522 12:00 - 20:00 | 月・火お休み | gallery.fall at gmail.com | fall-gallery.com ![]()
#
by fall-days
| 2015-02-18 00:00
◎ 旅:青ヶ島 ◎ 音:小湊鉄道 ◎ 店:大内とシンスケ
![]() 東京アートポイント計画プログラムオフィサー。法政大学社会学部卒。2005年、FALLの立ち上げに尽力。06年、東京芸術大学音楽環境創造科教育研究助手。09年より東京都歴史文化財団に勤め、都の「東京文化発信プロジェクト」の一環である「東京アートポイント計画」にたずさわる。www.bh-project.jp/artpoint
青ヶ島は東京都、伊豆諸島の最南端の有人島です。国内で人口が最も少ない村。夏の台風の中、ヘリコプター上陸。翌日はなにやら特別な名月でした。月にまつわる太鼓が聞こえてきました。島の中央には抹茶プリンの二重式カルデラがありました。朝は散歩をしました。展望台から見た景色。 ![]()
春、小湊鉄道で芝居を見ました。終わりに鉄道が止まり、楽団の演奏が車内から車窓の菜の花畑へ出て行く。音が出て行く、遠のく。はた、と気づいて勝手に窓をあけると外の空気と音が一気に入り込んで来ました。勝手に窓をあけ、ずにいられなかった音の壁。芝居は指輪ホテル「あんなに愛しあったのに~中房総小湊鐵道篇」。 ![]()
夜、湯島の「シンスケ」という酒場に連れてってもらえることになったので、昼は「大内」というちゃんこ屋に行くことに。同じ名字ばかりの地元では名前で呼ばれることが当然でしたが、出てだいぶたつので自分が「シンスケ」であることに馴染みが薄くなります。その日は自分記念日に認定。 ![]()
→ ●
167-0042 東京都杉並区西荻北3-18-10-#102 | 地図 | 03-5856-0522 12:00 - 20:00 | 月・火お休み | gallery.fall at gmail.com | fall-gallery.com #
by fall-days
| 2015-02-17 00:00
◎ 猫:ハチ ◎ 場所:吉祥寺東急百貨店屋上 ◎ 音楽:kyooo『屋上から』
![]() 2003年、バンド「てぬぐい」を結成。ギター、ヴォーカルを担当。10年に『ki ki na shi』をリリースする。他にシネルパ、mangneng planet bandなどにギター奏者として参加。また、ライブのPA業務などもおこなっている。 www.tene-guit.com
ユカワアツコさんのTwitterアカウント(@trill_yukawa)に頻繁に登場する2歳の雄猫ハチさん。日々の室内警備のお仕事、好きなテレビ番組「世界ネコ歩き」の視聴、好きな紙、好きな箱、好きな布、等々。ハチの写真がアップされるのを、日々待ち焦がれている。
屋上遊園地あり、ペットショップありの屋上。陽に当たってコーヒーを飲むのもよし、ビ○○を飲むのもまた一興。まあ、冬はちと寒いのだけれど。 ![]()
コードだけで十分に歌うリリカルなギター、写真のような歌詞。窮屈さのある音響がアーバン。影響されて、さきごろ朝陽の入る部屋に転居した。 ![]()
→ ●
167-0042 東京都杉並区西荻北3-18-10-#102 | 地図 | 03-5856-0522 12:00 - 20:00 | 月・火お休み | gallery.fall at gmail.com | fall-gallery.com #
by fall-days
| 2015-02-15 00:00
◎ 本:深沢七郎『余禄の人生』 ◎ 飲物:酵素ジュース作り ◎ イベント:恥御殿の諸国漫湯記
![]() 1978年、町田生まれ。 多摩美術大学美術学部・絵画学科油画専攻卒。 大学図書館にてカタロギングの仕事をしている。 www.100hyakunen.com/news/info/201412081477
2014年に一番たくさん読んだのは深沢七郎(1914-1987)の著作でした。 深沢七郎はギタリストから小説家になった方。小説家になった後も、50を過ぎてから農業を始めたり だんごや今川焼きのお店を出したりと、ウァーやりたいようにやった人だなぁと思います。 そんな経歴が興味深くて、小説のほかエッセイや対談とあれこれ手を出したのが2014年。 小説はどれをとっても凄すぎて、私は語れる言葉を持ちません。 一方、小説作品以外の文章はくだけた調子のものが多く、人間深沢七郎が炸裂しています。 とりわけ、随筆集『余禄の人生』(文春文庫)に収録されている「ナウのあとさき」という文章は、 深沢七郎の目の開き方がチカチカ透けて見られるようで、繰り返し読んでも飽きないもの。 一瞬以前の出来事は、すべて何百年も前と同じこと。 光を追いかけているような、とても眩しい文章です。茫洋と眩しい…。 それからまた『余禄の人生』は、そこここに深沢七郎肖像写真が散りばめられている本でもあります。 好々爺然とした写真を筆頭に、30~50代頃とおぼしきのものがちらほらと。 フラメンコ衣装のギタリスト姿や畑の畝の間での跳躍場面、ド派手シャツを着たドチンピラ風情など、 文学者らしい写真は1枚たりともありません。 しかも最終頁を飾るのは20代後半、純情可憐そうな瞳の犯罪的美青年ぶりぶり写真で 「これは嘘吐きの顔だー!!女のテキ!!!」と叫びだしたくなるようなものです。 世間のジョーシキ的思惑を軽々と飛び越える、得体知れずの深沢七郎。 後姿しか見えない、つかまえられない、謎の素晴らしきじーさま深沢七郎。 これは編集者が、そんな深沢七郎像を、読者の妄想で更に深め惑わそうとしたとしか思えないような、 お見事写真構成本でもあるのです。 ![]()
酵素ジュース:植物などから酵素を抽出・発酵させたもの。材料や作り方はいろいろ。 数年前の初夏のある日。 「これ、この間仕込んだ酵素ジュース。おすそわけするよ~」 と、魔女修行中の友達からペットボトルを手渡されました。 酵素ジュース?一体それは何?なにやら美味しくなさそうな響き…。 しかもボトルの中身は、藻のはびこった沼色の、もったりとした液体。 「怪しすぎー!こわいー」と恐れおののくも、 「でしょ~面白いでしょ~」カラカラと魔女に笑い飛ばされました。 笑顔マジックにかけられ受け取ってしまったものの、勇気が出ず、しばらく冷蔵庫に眠っていたのは内緒である。 それでも後日、えいやっと飲んでみたら、拍子抜けするほど飲みやすく甘い液体でした。 そんな事があったのちの2014年の4月。魔女から酵素ジュース作りのお誘いを頂きました。 春になって芽吹いてきた野草を摘んで、季節の果物とともに仕込もうというもの。 野草に詳しいすてきなご婦人にご指導いただき、魔女たちと山梨の野原を散策しながら摘みました。 摘んだのはタンポポ、イタドリ、垣通し、スギナ、ミント、ヒメオドリコソウ、桃の花、三つ葉に セイタカアワダチソウ、カラスノエンドウ、レンギョウの花、蓬、月桂樹の花芽などなど。 出来上がったのは、春の野原をそのまま封じ込めたような酵素ジュースです。 仕込むのが面白くて、それからしばらく酵素ジュース作りに取り憑かれました。 こういうものを嫌がりそうな他人様にも、出来上がったモノを押し付けるにまでなりました。 そのヒトもやっぱり冷蔵庫の奥底に眠らせている事でしょう。 冷蔵庫の扉を開ける度に、今でも無言の圧力を感じているかもしれません。 ごめんなさい。もうしません。 秋にも同じ野原で、色とりどりの種子や実、草などを集めて酵素を仕込みました。 仕込み直後のそれらの美しいこと。ウマブドウの青と紫。ヘクソカズラの金色。柘榴の赤、青ゆずの緑… しかし日が経つにつれ鮮やかな色は次第に褪せてゆき、完成した酵素ジュースは澱んだ深い茶紫色。 経過を知らない人にとっては間違いなく、正体不明闇鍋的怪しさ満点リクィッド。 ここにはあの野原と野原に降りそそいだ陽の光が詰まっているのよん!と思えるのは仕込んだ本人だけですね。 効能効果はそういうところからやってくるのかもしれません。 体に良いです。 ![]()
10月には綱島温泉東京園で開催された「恥御殿の諸国漫湯記」を見に行きました。 「2F宴会場を貸切で、のんびりお酒を飲みながら、温泉と音楽を楽しむ宴会」 という恥御殿・中里順子さんの企画。 初めて参りましたが、いやもう綱島温泉からして素晴らしすぎ! 一歩足を踏み入れただけで、鼻血が吹き出そうになりました。 レトロ建物!畳敷き大広間!ガラス戸縁側!草ボーボー庭園!カラオケ熱唱ジジババさまたち! ここはもしや、と、とうげんきょう! 第1階層界で早くも腰が砕け、心が乱れに乱れます。 どきどきしながら第2階層界へ駆け上がると、順子仙女が艶やかな浴衣姿でお出迎え。 会うなり般若湯ををすすすと注いで下さいます。 そ、そりを飲むと現世に帰って来られないのでは… 異界のモノを飲み食いすると帰れない系の逸話は世界のお約束… と頭をよぎるも、浮世の記憶を失う覚悟でその杯を干させて頂きましたとも。 畳・お座布団・座卓の三種の神器が揃った宴会会場。 前方には演台、後方は全面お庭の見えるガラス窓。 くつろいだ人々の笑顔に陽の光がさんさんと。 そこで繰り広げられた出演者=仙人たちの楽の音は夢見心地のまことに素晴らしいものでありました。 てぬぐい仙人たちの景色喚起力の強い歌には、亡きわが祖父祖母の姿が呼び起こされ落涙。 サイモンガー・モバイル仙人は人々に狂喜の法術の型を授け、会場は笑いと興奮の渦。 恥御殿バンド&レビューショウでは、バンド仙人の方々の歌からは「人々よ、情念を抱いてもよし」とのお許しを、 天女たちの舞からは生命力賛歌の祝福を授かりました。 ありがたや、たのしやで一杯の1日。 行いを良くしていれば、今年も桃源郷の門は開かれるかしら。 ![]()
→ ●
167-0042 東京都杉並区西荻北3-18-10-#102 | 地図 | 03-5856-0522 12:00 - 20:00 | 月・火お休み | gallery.fall at gmail.com | fall-gallery.com #
by fall-days
| 2015-02-14 00:00
夢を食べるバクならぬ、現実を食べようとした2014年。 内に籠ろう!と思い立ち、外で起こった物事を体の中で宇宙に変えるという作業をしていた1年に。 内に広がる世界を創造させたモノに惹かれ、inputをしたモノをさらに自分にinput。 結果、消化したので記憶にはなかなか残りませんでしたが、体の中には小さな洞窟ができた様な気がして2014年を終えました。 きらきらした柔らかい洞窟です。 ◎ 場所:採土場 ◎ 貝:ジュラ紀の巻貝 ◎ 本:『The Shadow on the Wall』
![]() 東京、9月生まれ。女子美術大学大学院・修士課程陶造形領域修了。伊集院真理子に師事し、陶芸教室の講師を経た後、現在は女子美術大学工芸専攻陶コース助手。東京郊外にて作陶中。14年6月、FALLにて個展「くぐる夜 くぐりぬける夜」を開催。 akikokoyama.com
まず、自分の足の下。 岐阜は瑞浪市にある採土場。 山合いをひたすら奥に行くと、突如開けたその場所は、焼き物のための土が採れる場所。 たくさんの山が周りにあるにも関わらず、この土地で土が採れるのはこの山だけ。 自分が立っている足の下に深く深く伸びているのは過去の地層。 そして目の前には何万年もかけて作られた地層が、地殻変動によりこれまた何百年もかけて隆起し現れてます。 ここから、作られているのは碍子や衛生陶器だったり、もちろん器も。 昔から色々なものを作るために、掘られ削られ形を変えている山。 江戸時代にトイレを作るために掘られていたころよりも、深く深く掘られ、どんどん過去が顔を出し、時間が遡ってる山。 LIXILの最新トイレのその機能に感動するよりも、 その素材が江戸時代のトイレよりもさらに過去のもので、何万年も前の地層から掘り出されたものだと感動することになる。 最新なもの作るにはまた堀り、掘れば掘るほど素材は過去に遡るこの反比例が常に起こっている山。 不思議。 ![]()
ジュラ紀からの産物、1つの巻貝の購入。 なかなか割る勇気が出ませんが、この中はいわばジュラ紀からの鍾乳洞のようなもの。 貝の生命体はどんな風だったかは想像するしかないですが、炭酸カルシウムが主成分なのには違いなく、 歴史からも成分からも構造上、中には結晶ができているのです。 その結晶が何色なのか、細かくキラキラしているのかなどは、ハンマーでかち割らないとわからず。 ずっしりとした重みからは、もしからた大味な結晶かもしれず、結晶よりもこの佇まいが好きなのでもうしばらくはこのまま飾っておく。 ちなみにジュラ紀からの産物、気軽に購入可能。 ![]()
シルエットの中身。 井上直久さんの書くイバラード物語(コミック)に出てくる「ねむり像」はご存知でしょうか。 ねむり像を見てしまうと、たちまちやる気がなくなり無気力になってしまうんだそう。 ほわーっと空を見ていると、ふわふわしていた雲がだんだんと像のシルエットになっていき、街が大騒ぎになるシーンがあります。 街の人は、ねむり像を見ないようするのに必死です。 そんな事を思い浮かべていた夜。一つの灯りで出現した自分の影の変さに気が付いたりします。 実物とそのシルエットは近そうで関係なさそう。 私の腕が像の鼻のシルエットになることもあるわけですし。 代々木八幡の古本屋さんで発見した影絵の本「The Shadow on the Wall」。 この手の形が、そうなるの・・・と思わせた一冊。 私は手にしたその本は、ドイツ製。とても小さな本。 国が変われば手の使い方も変わるのだろうか・・・。 卵を持つ両手も、なんだか違う動物に変身しそうな時がある。 ろうそくの火を揺らす風が、映す形を変えさせる時もある。 なるほど、面白い。 ![]()
→ ●
167-0042 東京都杉並区西荻北3-18-10-#102 | 地図 | 03-5856-0522 12:00 - 20:00 | 月・火お休み | gallery.fall at gmail.com | fall-gallery.com #
by fall-days
| 2015-02-12 00:00
|
ファン申請 |
||